2013年1月31日木曜日

今回のテーマは金属の次元。TCG「Magic: The Gathering」,明日発売を迎える最新拡張セット「ミラディン

 Wizards of the Coastが手がけるトレーディングカードゲーム「Magic: The Gathering」(以下,MTG)の最新拡張セット「ミラディンの傷跡」が明日(10月1日)発売される。9月24日に柧?新宿で開かれたメディア向けパーティにて,一足早くこの拡張セットを体験してきたので,その感触をお伝えしよう。 「ミラディンの傷跡」で描かれる世界  まず最初に,MTGパッケージの発行ルールについて簡単に触れておきたい。  MTGでは,クセが少なく使い勝手の良いカードで構成された基本セットと呼ばれるカードパックが,1年に1度発売される(M10から2年に1度だった基本セットの発売が1年に1度に変更された)。特に近年の基本セットは7月に発売されており,前回「」で紹介した「M11」も,その例に漏れない。  そして,次の基本セットが発売されるまでの1年のあいだ,Diablo iii Gold,スパイスとなる拡張セットが,3か月に1度のペースで追加されていく。拡張セットの発売タイミングも最近は10月,2月,4月とおおよそ決まってきている。  年に3回発売されるこれら3種類の拡張セットは,まとめて“ブロック”と呼ばれており,ブロックごとに独自の世界観を持っているのだ。例えば,前回のブロックでは,冒険や発見をテーマとした“ゼンディカー”の次元が舞台となっていた。  今回発売される拡張セットはミラディンの傷跡ブロックの第1弾で,テーマとなる世界は名前のとおり“ミラディン”の次元となる。  ミラディンは,万物が金属(アーティファクト)で作られている世界。風に撫でられた黄金の草原は甲高い音を鳴らし,錆付いた鉄の山の上には磁力を持った巨大な岩石が浮かぶ。海にも,我々がよく知る青ではなく,銀色の液体が広がっている。さらに,太陽も1つではなく複数存在し,それぞれが異なる軌道を描いているという。  ミラディンの傷跡ブロックでは,この世界の先住民であるミラディン人と,uggブーツ,人工の次元よりやってきた歪んだ思想を持つ種族?ファイレクシア人との争いが,カードをとおして描かれていく。  公式サイトでは,より詳しいストーリーや世界観が語られている。MTGをやったことがないという人でも,ファンタジー好きにはたまらないコンテンツが満載なので,ぜひ一度チェックしてみてほしい。 ミラディンの傷跡を構成するカードの特徴  さて,ここからはミラディンの傷跡の特徴と,ツアープロとして活躍中の三田村和弥選手が説いてくれたデッキを組む上でのちょっとした注意点を紹介する
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