2013年2月27日水曜日

[COMPUTEX 2008#18]「COSMOS」シリーズ用液冷ユニット「Aquagate Max」はSkulltrailを冷やしきれるか

 COMPUTEX 2008#17のレポートに登場した,DQ10 RMT,Cooler Master製のCPU液冷ユニット「Aquagate Max」。同社のフラグシップPCケース「COSMOS」および「COSMOS S」用とされる新製品は,PCケース内部で完結する,組み立て式の液冷ユニットになるが,果たしてその冷却能力はどれほどのものなのだろうか。  今回では,COSMOS SとAquagate Maxの組み合わせで,その能力を検証する機会を得た。そこで現在考えられるなかでは最もCPUの発熱が激しいゲーマー向けシステム,開発コードネーム「Skulltrail」こと「Intel Dual Socket Extreme Desktop Platform」(以下,Skulltrail)を“冷やしきれる”のか,検証してみたいと思う。 Aquagate Maxの機材一式。ホースはユーザーが自分で切断して,長さを決める必要がある。なお現在のところ,国内発売予定および価格は未定だ 問い合わせ先:Cooler Master ユーザーが自分で組み立てる仕様のAquagate Max大きな内蔵型ラジエータとESA対応が特徴 大型のラジエータは120mmファンを2基標準装備。ファン回転数は2400rpmとなっている  Cooler Masterの液冷ユニットというと,初代Aquagateを除き,一体型のエントリーモデルが多かった記憶があるものの,Aquagate Maxはかなり本格的。まず目を引くのが巨大なラジエータだ。120mm角ファンを2基搭載できる仕様のラジエータというのは,単体液冷パーツとして見ると別に珍しくないが,ファンを取り付けた状態で,そのままCOSMOS/COSMOS Sの上面に取り付け可能なのは,さすが「COSMOS/COSMOS S用」である(※単体のラジエータだと,ドラクエ10 RMT,すでにSwiftechからCOSMOS対応製品が出ているので,Aquagate Maxが初というわけではない)。 左は側面,右は底面(?)からラジエータを見たところ。右の写真に見えるネジ穴を使って,COSMOS/COSMOS Sの天面に固定する 温度センサーユニット。センサーケーブルの作りがチープで,簡単に折れて(取れて)しまう。もっともESA非対応のシステムでは基本的に不要なので,別に使わなくても大丈夫  水枕(Water Block)は,LGA775とSocket
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