9日午前の東京外国為替市場で円相場はほぼ横ばい。 朝方は小幅安水準で始まった。 9~12時の円の安値は98円92銭近辺で、値幅は14銭程度にとどまった。豪ドル買い・米ドル売りにつれてユーロの対ドル相場も上げ幅をやや広げ、10時30分ごろに一時1.3167ドル近辺に上昇した。10時40分ごろに一時98円78銭近辺と、同6銭の円高・ドル安水準に上昇した。 ユーロは対ドルで続伸
オーストラリア統計局が10時30分に発表した4月の雇用統計を受けて豪ドル買い・米ドル売りが優勢になり、円買い・ドル売りに波及した。12時時点は同70銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=130円13~16銭近辺で推移している,FF14 RMT。前日の米株式市場で主要株価指数が過去最高値を更新し、投資家心理が改善した,DQ10 RMT。市場では「全体的にドルが売られており、円を下支えしている」(信託銀行)との声があった。このところ円が堅調に推移するなかで「円売り・ドル買いの持ち高が減ってきており、何かのきっかけで再び円安が進む可能性もある」(邦銀)という。 円は対ユーロで反落
12時時点は同0.0069ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.3164~67ドル近辺で推移している。 新規の取引材料に欠けるなか、99円ちょうど近辺で短期筋の円買い・ドル売り注文が増え、円は徐々に下げ幅を縮小した。低金利で調達通貨の円が対ドルでも売られた流れを引き継いだ。対ドルで円買いが広がると、対ユーロでも徐々に下げ渋った。前日発表されたドイツの鉱工業生産指数が改善し、円売り・ユーロ買いが優勢になった海外市場の流れを引き継いだ。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
12時時点は前日17時時点に比べ1銭の円高・ドル安の1ドル=98円83~86銭近辺で推移している
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